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四国初の天然ガススタンド「高松朝日町エコ・ステーション」完成

平成15年10月28日
四国ガス株式会社

 四国ガスが高松市朝日町の「讃高物産(株)朝日町セントラル給油所」内に建設を進めていた、四国初となる天然ガス自動車の充填施設「高松朝日町エコ・ステーション」が完成しました。11月4日、完成に合わせて、下記の通りオープニングセレモニーを行います。

エコ・ステーションは、天然ガス自動車の普及促進には欠かせないインフラですが、現在、四国地区には、急速充填機を備えた「天然ガススタンド」がなかったことから、天然ガス自動車の普及が遅れており、環境保全を進める官公庁や排ガス規制対策を進める運輸業界などから、早期建設が要望されていました。

ディーゼル車規制強化の動きや、国が目標と掲げている「2010年までに天然ガス自動車100万台」の方針なども背景に、SO(硫黄酸化物)や黒煙(粒子状物質)をまったく排出せず、ガソリン車やディーゼル車に比べ、NO(窒素酸化物)やCO2(二酸化炭素)の排出量も少ないクリーンな天然ガス自動車の普及が、このたびのエコ・ステーション完成により、飛躍的に進むものと期待されています。

これまで、四国における天然ガス自動車は、四国ガスの業務用車両4台、今治市役所の公用車2台の計6台(すべて今治市)でしたが、「高松朝日町エコ・ステーション」の完成を機に、佐川急便株式会社四国支社2台(3tトラック)、日本通運株式会社四国支店1台(2tトラック)、四国ガス4台(軽貨物)の計7台(すべて高松市)が新たに導入され、11月4日現在、四国では計13台となります。さらに、来年3月末までに運輸業界を中心に5台の導入が予定されています。

四国ガスでは、天然ガス転換の進捗とともに、今治市、徳島市、高知市、松山市などにも天然ガススタンド「エコ・ステーション」を順次開設し、2007年までには10箇所を、天然ガス自動車は1000台の普及を目指しています。