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2009年3月期(第161期)決算の概要

平成21年6月2日
四国ガス株式会社

 当社(社長 檜垣俊二)は、本日6月2日(火)午後2時から取締役会を開催し、2009年3月期(2008年4月1日から2009年3月31日まで)の決算案等を決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、第161期定時株主総会は、来る6月26日(金)、当社5階会議室で開催し、計算書類の報告をはじめ、剰余金の処分案や役員人事案等について承認を求める予定です。
また、役員人事を別紙の通り内定しましたので、お知らせいたします。

1.2009年3月期(第161期)連結決算の概況
2.2010年3月期(第162期)連結決算の見通し
3.2009年3月期(第161期)単体決算の概況
4.期末配当
5.2010年3月期(第162期)単体決算の見通し
6.役員人事(内定)について(平成21年6月26日付)

1.2009年度連結決算の概況(2008年4月1日~2009年3月31日)
   当期における我が国経済は、アメリカの大手金融機関の経営破たんに端を発した世界的な金融危機の影響により、企業収益の悪化や設備投資の減少、さらには個人消費の低迷や雇用削減の動きが顕著になるなど、景気は極めて厳しい状況の中で推移いたしました。
このような状況の中、当社グループは、都市ガスの普及拡大を中心に懸命な営業活動を展開いたしました。
 当連結会計年度の売上高は、原料費調整制度によるガス料金単価の調整によるガス売上高の増加や、LPG売上高の増加などにより、前期に比べ36億5,100万円増(+9.9%)の404億9千8百万円となり、初めて400億円を突破いたしました。
 一方、費用面につきましては、天然ガス転換に係る費用や保安関連費用が増加しました結果、営業費用は前期に比べ41億2,600万円増(+11.4%)の404億2,100万円となりました。
 以上の結果、営業利益は前期に比べ4億7,500万円減(-86.1%)の7,600万円、経常利益は5億100万円減(-47.3%)の5億5千8百万円、これにガス熱量変更引当金取崩しなどの特別利益の計上により、税金等調整前当期純利益は4,400万円減(-3.0%)の14億3,500万円、当期純利益は2,500万円減(-2.4%)の10億2,800万円となり、当事業年度の連結決算は、増収減益となりました。
(単位 百万円)
項 目 2007年度 2008年度(当期) 増減 伸び率(%)
総売上高 36,846 40,498 3,651 9.9
営業利益 552 76 △475 △86.1
経常利益 1,060 558 △501 △47.3
税金等調整前
当期純利益
1,479 1,435 △44 △3.0
当期純利益 1,053 1,028 △25 △2.4
連結子会社
  四国ガス燃料株式会社
四国ガス産業株式会社
2.次期(2009年度)連結決算の見通し
 
 売上高は、新規顧客の獲得や工業用を中心としたガス販売の増加はあるものの、原料費調整制度にもとづく料金単価の下方調整により減少の見通しです。利益につきましては、減価償却費や保安関連費用の増加とともに、厳しい経済情勢の影響等もあり減益の見通しで、2009年度は、2008年度に比べ減収減益となる見通しです。
3.2009年3月期単体決算の概況(2008年4月1日~2009年3月31日)
   当社は積極的な営業活動により都市ガスの普及拡大に鋭意努力を重ねました結果、当期末のお客さま戸数は前期末に比べ684戸の増加し、276,269戸となりました。
ガス販売量は、全体で前期に比べ2.5%減の1億5,033万m3となりました。用途別のガス販売量では、家庭用は夏場の高気温や暖冬の影響などにより前期比2.2%の減少。商・工業などの業務用は、景気低迷による商業用の落ち込みや、製造業の生産調整の影響を受けて工業用が減少したことなどにより、前期に比べ2.6%減となりました。
 ガス売上高は、ガス販売量が減少しましたが、原料費調整制度によるガス料金単価の調整などにより、前期に比べ17億6,500万円増(+7.7%)の247億8,100万円となり、これに、受注工事収益、器具販売収益などの営業雑収益及び附帯事業収益を加えた当事業年度の総売上高は、前期に比べ20億2,000万円増(+7.7%)の281億8,500万円となりました。
 費用につきましては、天然ガス転換に係る費用や経年管入替えなどの保安関連費用が増加しました結果、営業費用は前期に比べ24億6,500万円増(+9.4%)の285億6,900万円となりました。
 以上により、当事業年度は、前期に比べ4億4,500万円減の3億8,400万円の営業損失、前期に比べ4億6,000万円減の3億3,800万円の経常損失となり、これにガス熱量変更引当金取崩しなどの特別利益の計上により、税引前当期純利益は前期に比べ300万円減(-0.7%)の5億3,800万円、当期純利益は、前期に比べ200万円減(-0.9%)の3億2,700万円と、増収減益となりました。
(単位 百万円)
項 目 2007年度 2008年度(当期) 増減 伸び率(%)
総売上高 26,164 28,185 2,020 7.7
営業利益 60 △384 △445
経常利益 122 △338 △460
税引前当期純利益 541 538 △3 △0.7
当期純利益 330 327 △2 △0.9
4.期末配当金
   当期(2008年度)の期末配当金につきましては、中間配当相当分を含めまして1株につき5円(年10%)とする予定です。
5.次期(2009年度)単体決算の見通し
   2009年度の当社単体決算は、減価償却費や経年管入れ替えなどの保安関連費用の増加とともに、原料費調整制度にもとづく料金単価の下方調整や現下の厳しい経済情勢の影響などにより、2008年度に比べ減収減益の見通しです。
6.人事異動(内定)のお知らせ
Ⅰ.取締役
   当社は、本日開催の取締役会において、下記の通り取締役及び執行役員の昇任、新任及び担当業務の変更を内定しましたのでお知らせいたします。
 また、一般職員についても、下記の通り内定しましたので、お知らせいたします。それぞれ、6月26日付けです。
 
新職 氏名 現職
取締役 常務執行役員
秘書室長・総務部・経理資材部・
研修センター担当
芥川 博文 取締役 執行役員
総務部長兼秘書室長・経理資材部・
研修センター担当
取締役 常務執行役員
香川地域統轄・高松支店長・営業本部
高松営業部長
真鍋 次男 取締役 執行役員
香川地域統轄・高松支店長・
営業本部高松営業部長
取締役 常務執行役員
企画部長・産業エネルギー営業部担当
高橋 一平 取締役 執行役員
企画部長・産業エネルギー営業部担当
Ⅱ.執行役員(取締役兼務者除く)
 
新職 氏名 現職
専務執行役員
社長補佐・松山本社長・営業本部長兼
天然ガス転換本部長・企画部・
情報システム部担当
阿部 元也 専務取締役 執行役員
社長補佐・松山本社長・営業本部長兼
天然ガス転換本部長・企画部・
情報システム部担当
常務執行役員
高知支店長・営業本部高知営業部長
仙石 瀏太郎 常務取締役 執行役員
高知支店長・営業本部高知営業部長
常務執行役員
丸亀支店長・営業本部丸亀営業部長
増田 好則 執行役員
丸亀支店長・営業本部丸亀営業部長
執行役員
営業本部副本部長・リビング営業部長・天然ガス転換本部副本部長(お客さま担当)
林 章二 理事
営業本部副本部長・リビング営業部長・天然ガス転換本部副本部長(お客さま担当)
Ⅲ.職員
 
新職 氏名 現職
本店総務部長心得庶務グループマネージャー兼広報グループマネージャー 谷川 政志 本店総務部長代理庶務グループマネージャー兼広報グループマネージャー