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平成18年3月期(第158期)決算の概要等について

平成18年6月2日
四国ガス株式会社

 当社は、本日6月2日(金)午後2時から取締役会を開き、平成18年3月期(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)の決算案等を決定しましたので、お知らせいたします。
なお、第158期定時株主総会は、来る6月29日(木)、当社5階会議室で開催し、利益処分案、役員人事案等について承認を求める予定です。

1.平成18年3月期(第158期)決算の概要
 
1) 平成18年3月期単体決算の概況(平成17年4月1日~平成18年3月31日)
   当社は積極的な営業活動により都市ガスの普及拡大に鋭意努力を重ねました結果、当期末のお客さま戸数は前期末に比べ1,240戸増加し、273,781戸となりました。
ガス販売量につきましては、家庭用は0.9%増の微増にとどまりましたが、商・工業用などの業務用は、天然ガスメリットを生かした工業用大口の増設稼動や新規お客さま獲得などにより、前期に比べ、19.3%増となり、都市ガス販売量全体では、10.0%増の3億751万m3(18.84MJ換算)となりました。

ガス売上高は、ガス販売量の増加や原料費調整制度によるガス料金単価の調整等の影響もあり、前期に比べ、12億1,500万円増(+6.8%)の191億円となりました。これに、受注工事収益、器具販売収益など営業雑収益や附帯事業収益を加えた当期の総売上高は、前期に比べ7.1%増の218億4,700万円となりました。
しかしながら、費用につきましては、原料価格の異常なまでの高騰や天然ガス転換に係る費用等の増加により、営業費用は、前期に比べ21億7,100万円増(+10.8%)の222億1,100万円となりました。

以上により、今期は3億6,400万円の営業損失となり、これに営業外損益を加えました結果、前期に比べ7億6,400万円減少の2億500万円の経常損失となりました。
税引前当期純損失は、ガス熱量引当金の取崩しと引当を特別損益に計上しました結果、2億8,100万円となり、当期純損失は1億9,500万円となりました。
平成16年度も3億4,800万円の純損失であり、2年連続の赤字決算となりました。
単位:百万円
項 目 17年度 16年度 増 減
売  上  高 21,847 20,401 1,445
経 常 利 益 △205 559 △764
税引前当期純利益 △281 △516 234
当期純利益 △195 △348 152
  配当
   当期(平成17年度)の期末配当金につきましては、中間配当相当分を含めまして1株につき5円とする予定です。
  次期単体決算の見通し
   平成18年度(平成19年3月期)につきましても、天然ガス転換に係る費用の増加や原料価格が依然として高値で推移しているため、引き続き非常に厳しい決算が予想されますが、積極的な営業活動と経営効率化に伴うコストの削減等を徹底的に行い、黒字決算を目指したいと考えています。
2) 平成18年3月期連結決算の概況(平成17年4月1日~平成18年3月31日)
  当連結会計年度の売上高は、工業用需要の増加やLPG売上高の増加等により、309億600万円となりました。
営業利益につきましては、原料価格の高騰などにより、前期に比べ11億1,800万円減少(-70.3%)の4億7,200万円、経常利益は前期に比べ8億9,100万円減少(-43.1%)の11億7,700万円となりました。
税引前当期純利益は、ガス熱量変更引当金の取崩しと引当を特別損益に計上しました結果、11億円となり、当期純利益は8億700万円となりました。
単位:百万円
項 目 17年度 16年度 増 減
売  上  高 30,906 28,625 2,281
経 常 利 益 1,177 2,069 △891
税引前当期純利益 1,100 993 107
当期純利益 807 645 161
  *連結子会社
  ・四国ガス燃料株式会社(社長 二神敏晴)
・四国ガス産業株式会社(社長 河野 功)
3) 天然ガス転換の状況
   平成14年9月より、今治地区を皮切りに天然ガス転換を行っており、これまで、今治地区、香川地区(高松・坂出・丸亀)が完了しています。5月17日からは徳島地区(対象戸数:約43,000戸)の転換作業を進めています。
現在、都市ガスをご使用のお客さま数約274,000戸のうち、約116,000戸のお客さまがすでに天然ガスに切り替わっており、転換作業の進捗率は約42%。今年末には、進捗率は50%を超える予定です。
徳島地区の完了は、平成19年8月を予定しており、以降、高知、松山、宇和島と作業を進め、四国の全域が完了するのは平成22年11月の予定。
* 天然ガス転換完了地区
  天然ガス転換戸数 ガス器具調整台数
今治地区 19,362 53,468
高松地区 60,861 134,714
坂出・丸亀地区 35,720 85,759
115,943 273,941
  *今後の予定
徳島地区  平成18年5月~平成19年8月
高知地区  平成19年8月~平成20年10月
松山地区  平成20年11月~平成22年8月
宇和島地区 平成22年9月~平成22年11月

2.役員人事の内定について
  役員人事(内定)のお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、下記の通り役員人事について内定いたしましたのでお知らせいたします。(平成18年6月29日付予定)
1) 昇任予定取締役
  専務取締役執行役員 高縄忠徳 (現 常務取締役執行役員)
常務取締役執行役員 仙石瀏太郎(現 取締役執行役員)
2) 退任予定取締役
  飯尾輝昭(現 取締役執行役員)
八木秀峰(現 取締役執行役員)
3) 退任予定監査役
  戒能正晴(現 常勤監査役)
二宮房子(現 監査役)
4) 新任監査役候補
 
常勤監査役    三谷 誠 (現 理事総務部長)
監査役   篠﨑 慧 (現 ハリソン東芝ライティング株式会社取締役社長)
*篠﨑 慧は、社外監査役候補者
5) 新任予定執行役員(取締役兼務者を除く)
 
執行役員    増田好則 (現 理事丸亀支店長営業本部丸亀営業部長)
執行役員   高橋一平 (現 理事産業エネルギー営業部長業用開発技術グループマネージャー)
執行役員   二宮博文 (現 生産技術部長)