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当社高松工場で、環境管理の国際規格「ISO14001」の認証を取得

平成17年3月24日
四国ガス株式会社

 四国ガス株式会社(社長:川上 昭一)は、平成17年3月3日、環境に関する国際規格「ISO14001」の認証を当社としては初めて、高松工場(香川県高松市)で取得いたしました。
当社は、クリーンエネルギー天然ガスの安定供給を柱に、エネルギー利用の効率の向上や廃棄物の排出抑制、リサイクルの推進、環境マネジメントシステム(EMS)の整備などに取り組んでいます。
今後も環境マネジメントシステムの継続的改善を図り、環境保全活動を推進していきます。

1.認証に関する審査登録機関
  (財)日本ガス機器検査協会 QAセンター(JIA-QAセンター)
2.認証登録範囲
  都市ガスの製造及び送出
LNGの出荷
3.取得までの経緯
   高松工場では、昨年5月からEMSの構築作業に着手し、9月には生産本部長が環境保全活動に対する基本方針である「高松工場環境方針」を定めました。また同工場では、これに基づき環境改善のための目標・計画を策定し、EMSの運用を実践するとともに、新たに内部環境監査体制も整備し、システムの改善を図ってきました。
そして、本年2月に環境審査登録機関であるJIA-QAセンターの審査を受検し、3月3日に認証を取得しました。
4.主な環境改善活動、環境改善目標
 
(1) 都市ガスの安定的な製造・供給
  工場運転員のスキルアップを継続的に行うことと、設備の保安管理レベルの更なる向上を図ることにより、安定した品質の都市ガスを製造し、安定した供給を行います。
(2) 事業活動に関わる環境負荷の軽減
  設備の運転方法等の改善、効率化等により、工場運営で利用するエネルギーの削減を図ります。
(3) 天然ガス普及による環境負荷の軽減
  環境負荷の低い天然ガスを用いた都市ガスを、多くのお客様に広く利用して頂くため、工場の見学者を募集し、天然ガスの良さを積極的にアピールしていきます。

[高松工場の概要]
高松工場は、天然ガス転換開始に備え平成15年に完成した四国で唯一のLNG(液化天然ガス)受入基地であり、当社の主力工場です。インドネシア、オーストラリアなどから輸入されたLNGは、国内の1次基地からここ高松工場(2次基地)へ内航LNG船によって運ばれ、四国内の各サテライト基地にローリーで輸送します。
(1)所在地 :香川県高松市朝日町4丁目18番1号
(2)敷地面積 :約14,300m2

(参考資料)
環境マネジメントシステム(EMS)とは
EMSは、経営システムの中に環境調和型行動を推進する要素を組み込む手法で、経営管理サイクルである「Plan→Do→Check→Action」に対応させた運用手順を用いた環境管理の仕組みです。