四国ガス株式会社(社長:檜垣俊二)は、4月19日(月)、一般ガス供給約款の変更について、四国経済産業局長あてに認可申請をいたしましたのでお知らせいたします。
1.申請の理由 |
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当社は平成14年9月から都市ガスの原料を天然ガスに転換する作業を進めてきましたが、平成22年3月25日をもってすべての作業が終了したことから、通達(※)により、原料費調整制度に係る指標の変更等を行うものであります。
※熱量変更に係る認可料金の変更の申請等について
平成11年11月19日(11資公部第357号) |
2.申請の内容 |
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1) |
原料費調整制度の基準となる指標を、天然ガス転換完了に伴い原料構成比をLNGを約95%、プロパンを約5%に変更し、それに合わせて一般ガス供給約款の関係条項を変更いたします。なお、ガス料金に変更はありません。 |
2) |
実施予定日 |
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平成22年8月20日 |
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(参考) |
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I. |
原料費調整制度について |
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原料費調整制度とは、LNG価格や為替レートといった外部的な要因による原料費の変動をガス料金に自動的に反映させることにより、経済情勢の変化を迅速に反映した透明性の高いガス料金を実現する制度であり、供給約款に定める基準平均原料価格と平均原料価格(該当月の3~5カ月前の3カ月平均)を比較して従量料金単価を毎月見直ししています。なお、電気料金にも「燃料費調整制度」という同様の制度が導入されています。 |
II. |
天然ガス転換について |
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天然ガス転換は、 1990年1月に通商産業省(現経済産業省)資源エネルギー庁から提案された「INTEGRATED GAS FAMILY 21計画」を受けて、日本ガス協会および日本ガス石油機器工業会が、2010年を目途に、都市ガスを天然ガスを中心とした高カロリーガス(13A、12A)へ統一することを目的に策定したIGF21計画に沿って実施したものです。 |
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当社では平成14年9月の今治地区を皮切りに、香川・徳島・高知・松山・宇和島の順に天然ガス転換を進め、本年3月25日に全ての作業を完了いたしました。その間、約27万6千件のお客さまで約74万台のガス器具を調整いたしました。具体的にはお客さまに供給するガスをこれまでの5B/7C(18.84MJ/m3N)・6A(29.30MJ/m3N)から天然ガスを原料とする13A(46MJ/m3N)に変更いたしました。それに合わせて、お客さまが所有していたガス器具を1台1台13A用に当社負担で調整いたしました。 |
四国ガス株式会社の概要 |
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1. |
会社名 |
四国ガス株式会社 |
2. |
代表者 |
取締役社長 檜垣俊二 |
3. |
本店所在地 |
〒794-8611 愛媛県今治市南大門町2丁目2番地4
TEL:0898-32-4500 FAX:0898-32-4507
URL http://www.shikoku-gas.co.jp/ |
4. |
創業 |
大正元年(1912)11月15日 |
5. |
資本金 |
18億34万7400円 |
6. |
従業員数 |
510名(平成22年3月末現在) |
7. |
おもな業務内容 |
1)ガスの製造、供給および販売
2)ガス器具の販売
3)ガスに関する工事の請負 |
8 |
.ガスの供給区域とお客さま数(平成22年3月20日現在)
愛媛県=今治市、松山市、宇和島市、松前町 |
の3市1町 |
85,866戸 |
高知県=高知市 |
の1市 |
47,554戸 |
徳島県=徳島市 |
の1市 |
43,045戸 |
香川県=高松市、坂出市、丸亀市、善通寺市
宇多津町、多度津町、琴平町 |
の4市3町 |
99,867戸 |
合計(9市4町) |
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276,332戸 |
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9. |
ガス販売量 |
154,899千m3(46MJ、平成21年度) |
10. |
ガス売上高 |
224億円(平成21年度) |
11. |
グループ会社 |
四国ガス燃料(株)・四国ガス産業(株)・今治プロパンガス(株)・上浦ガス(有) |
12. |
現況 |
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四国で唯一の都市ガス供給会社であり、四国の各県庁所在地を中心に9市4町のお客さまに都市ガスを供給しています。都市ガスはご家庭での調理、給湯、暖房をはじめ、オフィスや学校、病院などの冷暖房、さらにはボイラーなどの商工業用など、さまざまな分野でご利用をいただいております。
都市ガスの原料を従来の石油系・石炭系原料から天然ガスへ転換する作業も平成22年3月に全ての地域で完了しました。天然ガスの環境性・安全性を生かして、家庭用燃料電池「エネファーム」や高効率給湯器「エコジョーズ」の拡販など、お客さまの快適な生活と低炭素社会の実現に向けて、四国ガスはこれからも努力を続けます。 |
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